おせち手作りに挑戦 華やかおせち3
気づけばもう年末…皆さんお正月の「おせち」はお決まりですか?全て手作りは大変だけど、1品だけでも手作りの品が加わったらステキ!と始まった「おせち手作りに挑戦」シリーズ。さあ今回は「栗きんとん」と「松風焼(まつかぜやき)」に挑戦です! |
まずは、おせちの定番「栗きんとん」作りから。栗は市販の甘露煮を使い簡単レシピで実践!「さつまいも」は売り場からおススメの「紅はるか」を!仕上がりが黒くならないように皮は厚めに、黒い筋を残さないようにむきましょう。 |
ここでクイズ!これなぁ~んだ?正解は「栗きんとん」を鮮やかな黄色に仕上げてくれる「くちなしの実」。こちらは臼居先生がご自宅のお庭からもってきてくださいました。とっても色鮮やか!真っ白なお花の後には、この実が生るんですね。 |
先ほどのくちなしの実は二つに切ってペーパータオルにくるみましょう。さつまいもと一緒に入れて、色が出たら取り出しましょう。さつまいもが柔らかくなってきたころにはこんな色味に! |
続いて二品目の「松風焼」。鶏ひき肉に味噌や出汁、卵などを加えて混ぜたものを型に入れて焼くのですが、今日は使い捨ての容器をご用意。角がしっかりと出るように型を整えてから生地を流し込むのがポイント。型がない場合には「牛乳パック」でもOK!さあオーブンへ。 |
焼き上がりを待つ間に「栗きんとん」の仕上げへ。先ほどのさつまいもを熱いうちに煮汁ごと裏ごし。鍋に戻したら、みりん、栗の甘露煮のシロップを加えてゆっくりと練っていきます。さつまいもの甘さも様々、シロップの量などは皆さん調整してくださいね。つやが出てぽってりとしたら、塩と栗の甘露煮を加えるタイミング! |
おまけの一品。売り場に並び始めた「セリ」を使って「セリごはん」に。立派な根っこですね!根付きのまま、さっと茹でて水にさらして灰汁抜き。刻んでごまと一緒にごはんに混ぜれば完成!セリの苦みが食欲をそそります。 |
さあ「松風焼」も焼き上がり!型から外して、今日は16等分に。「ケシの実」と「青のり」を使って市松模様に!お皿にケシの実や青のりを広げ、はんこのように焼きあがった生地を押し当てていきましょう。 |
いかがでしょう!?きれいな市松模様に。表面のみ飾る様から裏がない「正直が生き方ができるように」の意味を込めた縁起のよいお料理「松風焼」完成です! |
「栗きんとん」に「セリごはん」もこんな風にお重に、お皿に盛付けて「華やかおせち」完成!新年も皆さんにとって幸多き年となりますように。 |