何かと慌ただしくなってくるこの季節。日本人のテーマとして「おせち料理」って一つのキーワードですよね。今回は手作りで簡単にできてしまうおせち料理にぴったりのメニューです。興味深い内容なので、とちぎケーブルテレビさんも取材にきてくれました！

本日の一品目は八幡巻き。ごぼうを何かで巻くことを八幡巻きと言うそうです。教室では牛肉を使いましたが、豚肉でも野菜でもいいんですって！簡単にアレンジすることも出来ますね(^O^) まずはごぼうを茹でます！今回、ごぼうはピーラーで皮をむきました。ごぼうってあまり皮をむくという感覚はないと思いますが、先生曰く、お正月だから特別お上品にだそうです(笑)。

ごぼうを茹でてるあいだに、二品目も同時進行！二品目は伊達巻き！お正月の定番。伊達巻きって何で作るのかと思ったら、材料はこれ！通常は魚のすり身のようですが、はんぺんでも十分で、お手軽に出来ちゃうんです。

まずははんぺんをちぎってちぎってフードプロセッサーに！卵も調味料も全部一緒にフードプロセッサーにかけて液状にします！

そしてよく熱したフライパンに流し込み、ふたをして弱火でなんと30分間放置します！30分も放置してこげないのか？？と不安がいっぱいですが、なんとこんなにきれいにしっとり焼き上がり！見た目はまるでふわふわのパンケーキです！

「巻きす」で巻くため、三方を切り落として中に巻き込みます。しっとりしている間は、卵ってくっついてしまうんですって！だから、一緒に巻き込んでしまえば何の問題もなく、無駄もないそうです♪「巻きす」で巻いたら輪ゴムでとめて少し置きます。

さて、八幡巻の戻りますと、ゆであがったごぼうに牛肉を巻いて、煮込みます！ここでポイント！お肉はしゃぶしゃぶ用が一番巻きやすいそうです。巻き始めと巻き終わりはごぼうを包み込むようにしてあげると煮たときに形も崩れずGOODです♪

その間に箸休めの一品。本日のメニューにはありませんが、大根の甘酢漬。大根をスライスして、塩ではなく、砂糖で揉み込んでゆずと一緒に漬けておくと、とってもさっぱりしてほどよい甘さの甘酢漬が完成しました。

いよいよお料理の完成！巻きすで巻いた伊達巻きの断片を見るとカットした三片もしっかりとくっついてるんです！しっかり煮込んだ八幡巻きも一緒にカットして盛りつけると・・・・

こんなに素敵なおせち料理の完成。手作りだけど、盛付け方ひとつで、とてもお上品に見えちゃう♪しかも味も絶妙です！伊達巻きは市販のものより甘すぎず、抜群でした。ぜひ皆さんもチャレンジしてみて下さい(*^_^*)今年もありがとうございました。良いお年を～♪